春の特集
行楽サンドイッチ
春から初夏にかけて、天気の良い休日は絶好の行楽日。手作りのサンドイッチでも持ってちょっとピクニックに出かけるにはぴったりですよね。
そこで今回の特集は「行楽サンドイッチ」。食べるのが楽しくなるサンドイッチのレシピはもちろん、各種お役立ち情報も満載です!!
春の特集
春から初夏にかけて、天気の良い休日は絶好の行楽日。手作りのサンドイッチでも持ってちょっとピクニックに出かけるにはぴったりですよね。
そこで今回の特集は「行楽サンドイッチ」。食べるのが楽しくなるサンドイッチのレシピはもちろん、各種お役立ち情報も満載です!!
普通のたまごサンドとはひと味違う! その名の通り“ふんわり”していてとっても美味しいたまごサンドのレシピです。美味しさのポイントは卵のつぶし方。お花見やピクニック、運動会などにおすすめ!
サンドイッチの考案者は18世紀英国ケント州領主・サンドイッチ伯爵。大のカードゲーム好きだった彼…パンとチーズや野菜を一度に片手で食べられたら、食事でゲームを中断されない…と思いついたことが、その誕生エピソードといわれます。
食パンに野菜やハムなどをはさむクローズドサンドイッチが一般的で、他に、多種の具をのせたオープンサンドイッチ、パンで具を巻き込んだロールサンドイッチ、食パンを焼いてから具をはさむクラブハウスサンドイッチ、具をはさんで焼くホットサンドイッチ(クロックムッシュ)などがあります。また、パンの種類も様々。食パンの他、ロールパン、フランスパン、イングリッシュマフィン、クロワッサン、ベーグルと、多様に楽しめます。
中でも、行楽のおともやお弁当にとくにおすすめはクローズドサンドイッチ&ロールサンドイッチです。おいしく仕上げるいくつかのポイントをご紹介しましょう。
パンに塗るバターやマヨネーズは、風味つけだけでなく、具から出る水分がパンにしみ込むのを防ぐ油膜となり、具とパンをしっかり密着させる役目も果たします。バターは室温にもどしてやわらくし、パンのすみずみまでむらなく塗ります。バターを室温に早くもどしたいときは、ポリ袋に入れ、手でもむとよいでしょう。
パンに水っぽい具は厳禁、大敵です。水気の多い野菜は時間が経つと水分が出やすくなるので、しっかりと水分をとってからはさみましょう。例えば、キュウリ。繊維に沿って縦に薄く切ると出る水分量が少なくなります。さらに、塩と酢、それぞれ少量をふりかけて数分おき、中の水分を出してからふき取ります。この手間でグ~ンと風味アップ。トマトも薄く切り種をとって軽く塩をふって水分を出してからしっかりふきとります。レタスなどの葉もの野菜も水気をしっかりふきとってからはさみましょう。
厚さがまちまちの具ははさみにくいだけでなく、食べたときに具がこぼれやすくなります。厚みのある具は薄く切ってパン全体に平らに均一に並べましょう。すると切りやすく、また切り口の見栄えもよくなります。
ラップフィルム、水気を固く絞った布巾、軽く湿らせたペーパータオルなどで包み、バットなどで軽く重しをして10分ほどおきます。全体が落ち着いてからカットすると、パンと具がよくなじみ、はがれにくくなります。ミミは切り落としても、そのままでも、お好みで。
食パンはサンドイッチ用の薄いスライスを用います。ラップフィルムの上にパンをのせ、均一にバターやマヨネーズを塗り、ハム、チーズなどの具を重ね、手前からラップフィルムごと持ち上げてのり巻きの要領で巻いて、そのまま包みます。ラップフィルムで巻いて形を整えるので、乾燥せずに食べやすく仕上ります。
アルミホイルで巻いたロールサンドをグリルやオーブントースターで焼きましょう。ホットサンドは冷めても香ばしさが残り、行楽やお弁当向きです。
パンにバターやマヨネーズ、粒マスタード、トマトケチャップなどを塗り、スライスチーズやハム、ソーセージなど好みの具をのせて巻いて包み、グリルやオーブントースターなどで、7~8分焼きます。焼き上がったらアルミホイルを取り外し、粗熱をとります。