旬の小鯵とたっぷりの野菜を南蛮漬けにしました。オレンジを加えることで初夏らしくさっぱりした味わいになり、彩りも華やかに。低温でじっくり揚げるので、骨も食べやすくやわらか。小鯵の旨みを一匹まるごと楽しむことができます。作り置きができるのもポイント。

きゅうりは皮つきのまま、にんじんは皮をむいて千切りに、葉を切り落としたセロリは斜め薄切りに、新たまねぎは薄切りにする。野菜はすべて厚さ5mmに揃えて切る。鍋に合わせたAを入れて火にかける。沸騰したら火を止め、きゅうりとかいわれ以外の野菜を入れる。
小鯵の下処理をする。尾の付け根に包丁を入れ、刃先を前後に動かしながらゼイゴを削りとる。胸びれのつけ根に包丁を入れて頭とはらわたを切り落とし、内蔵をとって洗い、塩水(分量外)に10分ほどつける。水気をしっかり拭きとって片栗粉を全体にまんべんなくまぶす。フライパンに底から3~4cmくらいのところまでサラダ油を入れ、150~160℃に熱して小鯵を5分程度揚げる。油を切り、①に加える。・小鯵は鯵でも代用できます。
・旬の時期は新たまねぎがおすすめですが、たまねぎでもOK。
・千切り野菜は長ねぎやパプリカを使ってもおいしい。器に盛る前にレタスなどを敷けばサラダ仕立てにもアレンジできます。