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夏の特集

おかずサラダ

今、一品だけで十分満足できるボリュームたっぷりのサラダがカフェやレストランで大ブーム!そこで今回は“おかずサラダ”を特集します。オリジナルレシピはもちろん、野菜の下ごしらえから手作りドレッシングのバリエーションまで、サラダづくりのポイントもご紹介します!

レシピ提供
  • 料理家 村松りん 〜RIN's KITCHEN〜
  • レストラン『Beaux(ボウズ)』オーナーシェフ 狐塚俊一
  • 料理レシピ検索しゅふしゅふ〜ず
  • フードスタイリスト 川崎万里
  • 齋藤 優
  • 岩井 江里日

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ワンポイント・コラム

おいしいサラダの基本!

葉野菜は水につけてパリッっとさせる
レタスをはじめとした葉野菜はまず太い芯や傷んだ部分を取り除き、大きめにちぎって氷水等冷たい水につけましょう。10分ぐらいつけておくと葉がパリッと元気になりますから、そうしたらざるにあげます。長く水につけ過ぎると野菜のビタミンが水に流れ出てしまうので要注意です。
水切りはしっかりと
水につけてパリッとさせた野菜はしっかりと水切りするのがおいしいサラダの秘けつ。水気が残っているとサラダが水っぽくなってしまいます。葉を傷めないようにていねいにキッチンペーパーで水気をふき取りましょう。専用の水切り器を利用するのも便利です。
いも類や青菜などはアク抜きを
じゃがいもなどのいも類やほうれん草などの青菜はアク抜きが必要です。じゃがいもは包丁で皮をむいて切り分けたあと5分ぐらい水につけておけばOK。ほうれん草や小松菜は塩を加えた熱湯でゆでたあとしばらく水につけておきましょう。ほかにサラダで活躍する野菜では、ごぼうもアク抜きが必要です。切ったあとしばらく酢を加えた水につけておきます。

ドレッシングは手作りしよう!

ドレッシングは買うものと思っていませんか? 食べるその場でつくったドレッシングはフレッシュでとてもおいしいですよ。作り方も簡単ですから、ぜひ試してみましょう。基本は「酢+油+調味料」。酢:油の割合はお好みですが、1:3から1:2ぐらいが目安です。

たとえば、「米酢+サラダ油+塩・こしょう」「ワインヴィネガー+オリーブオイル+塩・こしょう」などが基本的なドレッシング。これにマスタードを足せば〈ヴィネグレットドレッシング〉に、しょうゆを足せば〈和風ドレッシング〉に、刻んだ青じそと梅肉を加えれば〈梅じそドレッシング〉に、油をごま油にし、しょうゆと白ごまを足せば〈中華風ドレッシング〉に…と、バリエーションも簡単に広がります。

メインのおかず+野菜で、気軽に“おかずサラダ”!

上でご紹介したレシピ以外にも、気軽にオリジナルの“おかずサラダ”を楽しんでみませんか? たとえば、牛肉のステーキや鶏もも肉・豚ロース肉のソテー、白身魚のお刺身やえび・いか・たこなどの魚介類、また鶏の唐揚げをはじめとしたフライものなど…メインのおかずの量を半分程度にして、たっぷりの野菜と混ぜ合わせれば、それだけで“おかずサラダ”の完成です。野菜は、レタス・サニーレタス・ベビーリーフなどをベースに、ピーマン、きゅうり、香草類などを適宜プラスすればよいでしょう。

みなさまからお寄せいただいた“サラダ”に関するお役立ち情報

  • レタスは必ず手でちぎる! トマトはくし型に切ってさらに横に半分に切るとフォークでも刺しやすくて見た目にもいいよ。
  • サラダは、色々な野菜、材料で作りますが、どんな時でも基本は野菜の水切り!水切りはきちんと。そして、野菜のあく抜きはしっかりと。
  • ブロッコリーは電子レンジで加熱して食べたほうが茹でるよりも栄養分が残っている。
  • 野菜サラダでドレッシングを利用する時、まず半量で和えて、出てきた水分とドレッシングを一度捨てる。そして食べる直前に残りのドレッシングをかける。こうすると、野菜の水分が抜けて水っぽくならないです。
  • シナッとしおれてしまったレタスなどは水に漬けるのでなくぬるま湯に漬けるとパリッとします。
  • 「味付けは、温かいうちに!」ポテトサラダやかぼちゃサラダ、マカロニサラダもそうですが、加熱して作るサラダの場合、味付けは簡単な下味だけでも熱いうちにしてしまいます。味がしみこむのは冷めていく過程なので、ムラなく仕上げるにはコレ。茹で上がり・蒸し上がりにサッと塩コショウしておくだけで、あとでマヨネーズやソースと和えたときの均一感に差が出ます。
  • ポテトサラダを作る時、ジャガイモをゆでてまだ熱いうちにバターを入れると、コクがありまろやかな味に。ドレッシングを入れるとさっぱりとした味に。オリーブオイルは風味がよくなります。どれも熱いうちに入れるのがポイントです。
  • ポテトサラダを作る時は、少量の酢を入れると、おいしくなりますよ。
  • 何と言ってもサラダの醍醐味は、野菜の香り。パセリ、ルッコラなどの西洋のハーブはもちろんのこと、和風の香りもふんだんに取り入れたい。春菊、水菜、にら、みつば、青しそ、からし菜、うど、あさつき、ししとう、みょうが、しょうが、全部生で食べられます。細かく刻んでサラダにトッピング。味も香りもグーンとアップします。
  • ツナサラダをよく作るのですが、具材は「ツナ缶、レタス、ミニトマト、キュウリ、あればかいわれ大根」といたって普通。ポイントは市販のドレッシングを使わず毎回「お酢、エキストラバージンオイル、塩コショウ」で自家製ドレッシングを作ることです。出来立てのドレッシングは風味が違います! シンプルメニューに欠かせない要素です。
  • くるみやレーズンなどの乾燥材料を用意しておくととても役立ちます。簡単な生野菜サラダに小さく切ったり、すりおろしたりしたくるみやレーズンをかけるだけで、まるでコックさんの作ったサラダのようにグレードがアップします。
  • 我が家のドレッシングはいつも手作りです。定番と言えば定番なんですけれども・・・。粒マスタード(大1)、蜂蜜(大1)、白ワインビネガー(大1)、塩・コショウ(少々)をよくあわせてから、EXオリーブオイルを糸をたらすように混ぜます。蜂蜜がほんのり甘くてとってもおいしいです♪
  • かなーり前に友人から教えてもらった、手作りドレッシングがお気に入りです。材料は「酢、サラダ油、塩・こしょう、りんごのすりおろし、カレー粉少々」。適当な分量を混ぜるだけです。とても簡単ですがおいしいです。
  • レタスを軽く茹でてごまだれで食べる→結構いけますよ。
  • 粉々にしたポテトチップをふりかけると塩気とパリパリとした食感が味わえてよい。