冬の特集
白身魚を美味しく食べよう
そろそろ春の気配が待ち遠しいですが、まだまだ寒い日が続く今日この頃。
やはりこの季節は魚介類が美味しいですね。
今月の特集は「白身魚を美味しく食べよう」です。
おすすめのレシピはもちろん、バラエティ豊かな調理法のご紹介や、
お役立ち情報も満載です。
冬の特集
そろそろ春の気配が待ち遠しいですが、まだまだ寒い日が続く今日この頃。
やはりこの季節は魚介類が美味しいですね。
今月の特集は「白身魚を美味しく食べよう」です。
おすすめのレシピはもちろん、バラエティ豊かな調理法のご紹介や、
お役立ち情報も満載です。
生茶ドレッシングは、少しアクの苦みを感じる春野菜に合わせて、はちみつのコクのある甘みを加えた、甘みとうまみの生茶ドレッシングに。生茶の茶葉の香りがほんのり香ります。淡白なお魚、鯛にも、コクのある甘みの生茶ドレッシングが良く合います。
春の魚介の代表ともいえる鯛とはまぐりを豪華に使ったレシピをご紹介します。切って、のせて、焼くだけの手軽なレシピながら、見た目は本格的な魚介のグリル料理。ゲストへのおもてなし料理としても喜ばれること間違いなしです。
冬に向けておいしさを増すぷりぷりとした白身魚と、たっぷりの野菜がうれしい酒蒸し。ほんのりエスニックな味つけで、さっぱりとたくさん野菜が食べられるサラダ感覚の魚料理をご紹介します。電子レンジで作るので、油を使わないとっても簡単でヘルシーなレシピ。和風に洋風にと味付けのアレンジも自在なので、手持ちの調味料や気分に合わせてバリエーションが楽しめますよ。
皮の色はさまざまですが、身の白い魚の総称「白身魚」。磯魚や底魚に多く、青魚や赤身の魚に比べて種類も豊富で高級魚もたくさんあります。一般に味は淡白で脂肪が少なく、消化、吸収がよいとされています。
身近な白身魚の代表・たらやさわらなどは、身がとてもやわらかいので、さばくのが難しく、通常は切り身で市販されています。香りや味にくせがないものが多く、調理法もバラエティ豊か。調味料の使い方によって、和・洋風、中華風、エスニック風の味わいが楽しめます。和風料理では塩焼きや酒蒸しなど、洋風料理ではローストやムニエル、ブイヤベースなど。白身魚をうまく使うと料理のレパートリーもぐーんと広がります。
鯛 | 刺し身、塩焼き、酒蒸し、ちり鍋、煮つけ、他 |
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たら | ちり鍋、揚げ煮、焼きもの、ソテー、他 |
かれい | 刺し身、煮付け、唐揚げ、揚げ煮、他 |
ひらめ | 刺し身、蒸しもの、椀だね、他 |
舌びらめ | ムニエル、ワイン蒸し、フライ、他 |
すずき | 刺し身、塩焼き、蒸しもの、ロースト、他 |
さわら | 西京焼き、照り焼き、塩焼き、ソテー、ムニエル、他 |
きす | 天ぷら、寿司だね、椀だね、他 |
かさご | 煮つけ、ロースト、ブイヤベース、他 |
鍋物や塩焼きなどでおなじみのたらは、イタリアンやフレンチでも活躍する白身魚。 例えば「たらのトマトソース煮込み」は家庭でも手軽にでき、パンにもご飯にもよく合います。切り身のたらに塩・コショウして小麦粉をまぶし、ニンニクとオリーブ油でしっかりとソテーした後、トマトの水煮で5分ほど煮込みます(オリーブやケイパーなどを好みでプラスして)。イタリアンパセリや季節の葉野菜(小松菜、ほうれん草、菜の花などのソテー)を添えると、赤と緑の色合いがきれいな一品になります。
たんぱくな白身魚は「塩加減」が大事です。塩をふることで、魚の水気が抜けてうまみが増し、身がしまります。塩の量や加減は調理法次第です。バター焼きや揚げものなどは、塩がそのまま味につながるので、少なめを心がけましょう。鍋ものや汁ものに用いる場合は、汁に塩が出るので、少し多めにふりましょう。